成長が著しいロボット産業の介護ロボットをまとめてみました。
注意点として
- 価格は改正されている可能性があります
- 詳しく知りたい方は公式HPを見てください
- ロボットでない機械も紹介
などでしょうか。
ではいってみよう!
目次
RIBA-Ⅱ(リーバ2)=Robot for Interactive Body Assistance
リーバ-Ⅱは世界初の人間を持ち上げる事ができる介護支援ロボット「リーバ」を改良したロボットです。
リーバ-Ⅱができる事
- ベッドから人間を抱き上げる
- ベッドから車椅子への移乗
- 車椅子からベッドへの移乗
- 床からの抱き上げ
- 床への抱き下ろし
改良により床に横たわっている人も持ち上げる事が可能になりました。
リーバ-Ⅱは最大で80キロまでの人を安全に運ぶ事が可能です。前ロボットのリーバは61キロまでが最高だったのでかなり改良されています。
外見はクマのぬいぐるみのようなイメージで柔らかい素材を使用しています。介護される方は認知症の方が多いので人間とハッキリ区別できるように動物にしているとの事。
価格は600万円台とのこと。
百合菜(ユリナ)
移乗、オムツ交換、歩行訓練などを行う事ができるロボットです。3つのバンドを交換する必要があります。
音声で指示する事ができる点が非常に優れています。方言や外国語まで認識してくれるので非常に優秀です。タッチパネルでも指示できるので用途に合わせた使い方ができます。
動画によると価格は350万~370万との事。これは当時の価格なので値段は変わっている可能性があります。
ロデム(RODEM)
ロデムは電動車椅子です。普通の車椅子との大きな違いは後ろから乗れる事です。ベッドからも乗り易いように作られているのが魅力な点です。
動画を見て頂けるとわかりやすいと思います。
足が本当に弱るとベッドから車椅子に移るだけでも大変な作業になります。母親がこの間、足を痛めた時にほとんど歩けなくなったのでコレを痛感しました。
この乗り移りの作業の時に転倒などをしてケガをする人がかなり多いそうです。ロデムを使えば、負担も減り、事故も減らす事ができそうですね。
値段は公式サイトテムザックを見てみましたが書いていないようでした。(2009に書かれた記事に販売価格50~70万を目指すという記述はありました。)
重量は100kgで稼働時間は4時間。出せる速度は6km/h・3.5km/h・1.0km/hの3つ。
SAKURA
SAKURAは腕が不自由な方をサポートするアームサポートです。
SAKURAが主にできる事
- 腕を上下左右、前後に軽々と動かせる
- 0.5kg~5kgまでの腕に対応
公式サイトを見てみましたが、似たような製品はあるものの、SAKURAの価格はわかりませんでした。
パルロ(palro)
パルロは会話のできる癒し系(介護予防)コミュニケーションロボットです。
老人ホームや高齢者福祉施設などに導入されています。
「ロボットがいる暮らし」を実現できるロボットとして注目を集めているようです。
パルロができる事
- ダンスを踊る
- 会話(自ら話かける事も可能)
- ニュースや天気を教えてくれる(インターネットで)
- 人の名前や顔を記憶
価格は一括購入時723,600円(税込)、レンタルは月額43,200円(税込)。
パルロは物知りなので「冷麦とそうめんの違い」などの事も話してくれるようですね。
パルロが内臓カメラで撮影した映像をインターネット経由で送信する技術(ソフトウェア)は既にあるそうです。プライバシー保護の観点からそのソフトウェアの導入はまだされていません。
将来的にはパルロのようなロボットが、遠く離れた両親の面倒を見てくれるようになるのかもしれませんね。
まとめ
介護ロボットについてまとめてみましたがどうだったでしょうか。正直な話ここまでロボットが進化していると分かっていませんでした。
値段はまだまだ高いですが、ロボットと共存できる社会がだんだんと近づいて来ているんだと実感しました。