虫姫さま(むしひめさま)はケイブ(CAVE)が2004年に発売した縦スクロール弾幕系シューティングゲーム。
「虫姫さま」という題名からもわかる通り昆虫をモチーフにした敵がたくさん出てきます。
家庭用ゲーム機ではPS2やXbox360で発売されています。
ここではオレオレがやり込んだ虫姫さまのアーケード版(ゲーセン版)について書きたいと思います。
目次
虫姫さまの良い所
- 難易度が選べる
- 絶望に挑戦できる
- 弾幕(敵が撃つ弾)が美しい
虫姫さまの悪い所
- 基本的に難しい
などでしょうか。
難易度が選べる
虫姫さまでは初めに難易度を選ぶ事ができます。
ORIJINAL(オリジナル)、MANIAC(マニアック)、ULTRA(ウルトラ)と三段階あり、オリジナル(易)→マニアック(普)→ウルトラ(難)となっています。
易しいといってもそれなりの難易度です。普段やらない人はクリアーにかなり手こずると思います。
絶望に挑戦できる
先ほど説明した通り虫姫さまには難易度が3段階あります。その中でも一番難しいウルトラモードを選択すると、
「警告!絶望に挑戦してみますか?」と表示され「やめる」か「上等」を選択する事になります。
その名の通り絶望的に難しいウルトラモード(地獄)の始まりです(笑)。
ちなみにウルトラモードの1面はこんな感じです。
にわかゲーマーが絶望的なゲームに挑戦!
ある程度慣れている方でも1面から既に簡単にはクリアーできない難易度になっています。
絶望の名にふさわしいですね。
弾幕(敵が撃つ弾)が美しい
このゲームは弾幕系シューティングなので敵の弾が多いです。
その敵の弾(弾幕)が美しいのが気に入っている点です。
一見自分がどこにいるかも分かりずらいですが、きちんと避けれる(なんとか)ように作ってあります。
基本的に難しい
コレは虫姫さまに限らず、最近のシューティングゲーム全般に言えることで、普段からゲームをしている人でも少し難しすぎます。
特にゲームの後半は敵の弾が多いのでバンバンやられると思います。一番簡単なオリジナルモードでも、コンテニューなしでクリアーできる人は100人に1人くらいではないのでしょうか。
とても酷いです。コレはシューティングゲームが衰退した原因でもあると思います。
私は難しければ難しいほど、絶対にクリアーしてやる!となるタイプです。なのでクリアーできるようになるまでやり続けましたが、世の中の大半の人はそうではないと思います。
まとめ
今回は虫姫さまを紹介しましたがどうだったでしょうか?
個人的にはゲームをクリアーできた時の達成感が何にも変え難いと思っています。
初めてノーコンテニュークリアできた時はそれはもう本当に嬉しかったです。これは達成した人にしかわからない数少ない楽しみだと思います。
ゲーム業界の中でもシューティングゲームは昔に比べかなり衰退しています。
難しくなりすぎたとか、単純に皆が飽きたとかいろいろ理由はあると思います。
難しい事はおいておいて、この記事を読んで少しでもシューティングに興味を持ってもらえたら幸いです。
記事を書いていたら久しぶりにやりたくなってきました。近場のゲームセンターは軒並み潰れてしまったのが無念でなりません。
虫姫さまの攻略法のようなもの
虫姫さまをワンコイン(ノーコンテニュー)でクリアーしたいけど何度やってもクリアーできない!
という方も世の中には1人くらい、いるかもしれないのでちょっとした攻略法を書いておきます。
参考までにオレオレの腕前の指標となる記録を書いておきます。たいした事はないので、オレオレより上手な方は見る必要はありません。
ショットは「S-Power」です。
- ORIGINAL(ノーミスクリアーを数回-ボム有)
- MANIAC(ノーコンテニュークリアを10回くらい)
- ULTRA(大抵2面ボス~3面でやられます、やった回数が少ない)
近場のゲーセンが潰れて数年間、虫姫さまをプレイできていませんが、やはりまだ覚えていました。
オレオレの脳の容量は人生において無駄な事に大半が占められているようですね(笑)。
何度も繰り返しプレイする
一番確実で間違いのない上達法です。オレオレもこの方法である程度上達しました。
虫姫さまはそれ程やり込んだシューティングではないけど、まあ15,000~20,000くらい(1回50円)は使っていると思います。
1日に何度もプレイすると疲れて集中力が落ちます。そうなると玉が避けられなくなるので疲れたらその日はヤメて別の日に練習するのが良いと思います。
疲れている時にプレイしても疲労するだけで上達はしないと思います。何より楽しくない。
上手な人のプレイを見る
囲碁や将棋でも強くなるには、強い人とたくさん打つ事が大事と言われています。
オレオレはシューティングでも基本同じだと考えています。上手な人の玉の避け方を何度も見てください。
今はインターネット様のおかげで、自宅にいながら上手な人のプレイが見れる凄い時代になりました。
youtubeにオレオレとは比べ物にならない、上手なプレイ動画がたくさんあるのでそれを見るのが良いと思います。
注意!動画の最後の方でボスを攻撃をしないのはバリアーを張っているからです。ボムを使った後や、無敵時間中に攻撃すると、バリアーを張り、攻撃が効かない所かさらに凄まじい反撃をしてきます。
ボムによるごり押しクリアーをさせない為の対策です。絶望の名にふさわしい綺麗な弾幕だと思います。ふ、ふつくしい。
それはそうと、初心者の方を見ていると動きすぎて、自分から弾に当たりにいっている人が圧倒的に多いです。
弾を避ける時は最小限の動きで良いのです。弾が見えるようにならないと難しいですが。
まあ私もウルトラモードだとみえない弾が多いですが。
さらに上達したいと思ったら
これはオレオレがやっていた方法です。玉の遅いオリジナルモードなどである程度慣れてき人(クリアーできた人)向けです。
敵の弾を最小限の動きで、なおかつできるだけ敵に近づいた状態で避ける練習をしましょう。
バッティングセンターで120キロの玉をいつも打っていると、100キロの玉は遅く感じて打ちやすくなります。
原理はコレと同じです。
これを常にやっていると敵が速い玉を撃ってきてもとっさに反応できるようになり、避けれるようになります。
後、残機を0にした状態からプレイするのも有です。
ゲームを開始したらまず敵に体当たりして残機を0にしましょう。残機があると、「一機くらいやられてもいいや」と考えるのが人間です。
そうなるとそこで満足してしまいそれ以上、上手になる事はありません。人間は基本的に楽な方に流れてしまうダメな生き物なのです。
自分をわざと追い込み、集中力を高める方法ですね。背水の陣ともいえるかな。大袈裟か。
普通の人はここまではまずしないでしょうが、上達したいなら(常人を超えたいなら)やってみるのもアリだと思います。
オレオレは絶対にクリアーしたかったのでいつもこの方法で練習していました。
恐らくマニアックモード程度でもこのくらいはやらないとクリアーは難しいと思います。
皆と同じ事をしていてもなかなか普通より上にはいけませんし。
部分練習をする
何のこっちゃ?と思われるかもしれませんがこういう事です。
いつも2面のボスでやられるとします。その場合、玉を一切撃たずに弾の回避のみに専念します。
そしてどのタイミングでどのように動けば弾が避けれるのかを体に覚えさせます。撃墜されたら、コンテニューしまた弾をひたすら避けます。
弾幕系のシューティングを何度もやっていると自機の動き方がある程度、決まってきます。(オレオレの場合)この敵のこの弾は左に避けるなど。
毎回その通りに同じくらいのタイミングで動けば、玉に当たることはないです。それを何度も繰り返す事で覚えます。
「避ける」のではなく「覚える」といったのにも理由があります。
虫姫さまはそうでもないですが、シューティングゲームは敵の弾が速くなってくると見てから避けても間に合わない場合が出てきます。(ストライカー1999表面の最終ボスなど)
そうなってくると、「そろそろこの辺りに敵の弾が到達するから左に少しだけ避ける。」というのをある程度、感覚的に覚えていないと避ける事ができません。
だから繰り返しやってコレを覚えます。
部分練習のデメリットはお金が無駄にかかる事と、コイツ何やってんだ?と人から思われる事ですかね。
やりすぎると楽しむタメにゲームをやっているハズなのに、何をやっているんだろ?と本末転倒な事になりそう。
オレオレはゲームは楽しんでナンボと思っているのでこの部分練習はあまりやった事がないです。
でもシューティングゲームの上達という観点から見た場合それなりに有用な方法だと思います。
最後に
シューティングゲームが人気があったのはもはや昔の事です。(今はゲーム業界事態が…)
私の周りでも私以外に定期的にやっている人は1人もいません。
ゲーム好きな友人達もいますが、シューティングだけはやらないという人がほとんどです。
ゲームが好きな人はたくさんいても、シューティングが好きな人はほとんどいないんじゃないでしょうか?
どうしてこうなった!\(^o^)/ナンテコッタイ!
追記
最近、Youtubeに動画投稿を始めました。
オリジナルモードのクリアー動画です。
数年間マトモにやっていなかったので、残念な動画になってしまいました。4回もやってようやくクリアーできました。
昔は何度かノーミスクリアーもできたんですがね…
この動画をみるとそうはみえないですねw
シューティング初心者の方くらいにしか需要はないと思いますが参考までに。