PCエンジンでクソゲー、バカゲーと呼ばれているゲームを集めてみました。
対象はHuCARD、CD-ROM2、SUPER CD-ROM2で発売されたゲーム全てです。
それではいってみよう!
目次
トイレキッズ
物語は便器に落ちる所から始まります。ツインビーのようなシューティングゲーム。便器がう○こを撃ってくるのでそれを避けたりする文字通りの糞ゲーです(笑)。
一体誰が企画をOKしたんでしょうか?ただひたすら下品なゲーム。パンツのかみさま、ウンピだいおう、など名前からしてアレな人達が登場します。
音楽だけ妙に爽やかなのが笑いを誘います。誰得とは正にこのゲームの為にある言葉ですね。
小林製薬、アース製薬、ライオンなど大手の会社がこのゲームに、協力しています。どうしてこうなった…
子供にう○この仕方を教える子供向け教育ビデオ、(う○こがバイバイして流される)を思い出しました。
バリスティックス
パズルゲーム?になるのかな。砲弾を撃つロボットを操縦してボールを相手ゴールに入れるゲーム。箱の絵を見てもどんなゲームなのか全くわからない謎なゲーム。
目新しい物も全くないのですぐに飽きると思う。うん。知名度が低いのでのであまり語られる事はありませんがクソゲーだと思います。
ジムパワー
ヨーロッパでは人気があったらしいが、外人の感性を疑いたくなる(笑)。アクション面とシューティング面があります。
アクション面はメタルスラッグと魔界村を足した感じ。シューティング面はR-TYPEとダイラアスを足した感じですね。
パッとみわりとマトモに作られているのでクソゲーとはわかりにくいかもしれない。
しかし、1面は音楽がイース3の溶岩の所、2面はR-TYPEの3面(巨大戦艦)のパクリ、死ぬと骨になる(魔界村)等といろいろパクったのであろう事がわかります。
私が気づいただけでこれだけあるのでもっとあるかもしれません。グラフィックは全体的に日本人に好まれない気持ち悪い感じ。
ボスが大体気持ち悪いくせにみょうに弱い(笑)。一応クソゲー最後の砦の音楽は無駄に良いので全てがダメなわけではないですが。
姐(あねさん)
横スクロールの雑魚殴りゲーム。ツッパリハイスクールロックンロール(登校編)みたいな音楽にのって、主人公達女ヤンキーがヤンキーを殴り倒していく。
主人公の1人が敵を殴る時に「タコ助がぁ!」とセリフが表示されるが、主人公の顔が一番タコっぽい(むしろ敵の顔の方がカッコイイ)。
面をクリアーすると通信販売で特攻服やメリケンサック、ステッカーなど買えるのが面白い。
opの音楽もヤンキーの声とバイクの音が混じり合いなかなか良いでき。
ダンジングヒーローやヒーローに似ている音楽があります。かなり似ているのでわざと似せていると思う。
レニーブラスター
横スクロールアクションゲーム。だが効果音がショボかったり、音楽が途切れたりであまり楽しくない。
op最初の部分が、アドベンチャーゲームのように進むのだが、そのまま最後までやった方が面白いゲームになりそう。
ビジュアルシーンは非常に綺麗なのでマニアの方はそれを見る為だけでも買っても良いかも。なお現在アマゾンでプレミアがついて32000円程度で売っています。
爆伝アンバランスゾーン
赤塚不二夫+爆風スランプという豪華な顔ぶれで作られているアドベンチャーゲームの本作。
良い所はやはりキャラクターが生き生きと動く所ですね。後op音楽、効果音なども力が入っています。爆風スランプや赤塚不二夫のファンなら買っても良いと思います。
しかしopの三文芝居がつまらない、全体的にテンポが悪いなど、欠点があります。
また一番大切な部分ですが、面白いかどうかと聞かれたら、つまらないと言う人が多数だと思います。
ベイビー・ジョー
横スクロールアクション。赤ちゃんが主人公のゲームでアニメーションは綺麗です。しかし、主人公の赤ちゃんが可愛くないのがダメな所。
op見ただけでやる気がなくなる人も多いかも。特に垂直にジャンプした時の顔が(笑)。
ミルクを飲んだ後にゲップをするのですが、音が妙にリアルで間違った方向に頑張っているのがヒシヒシと感じられます。
赤ちゃんさえ可愛ければなあ…同じ赤ちゃんが主人公のゲーム「バイオミラクルぼくってウパ」を見習って欲しい(笑)。
ラスタンサーガII
横スクロールのアクションゲーム。敵と味方共にキャラがとても大きいのが良い所です。そこくらいしか褒めるれる所が見当たりません(笑)。
悪い所はキャラクターの歩き方や動き方がとてもダサイ。ちょっと見るだけでやる気がなくなるダサさです。
アニメーションパターンが少ないのが原因と思いますが、大きなキャラを動かすのに容量を使っているのかも。
クソゲーの最後の砦、音楽も気の抜けるような音楽なのでヤヴァイ。敵に後ろを向けて、攻撃するとノーダメで敵を倒せたりと当たり判定も適当。
あまりの酷い出来なので一部では「ラスタンサーガ」ではなく「落胆サーガ」と呼ばれているようです。クソゲーマイスターの方はぜひ!
レギオン
ダライアスのような横スクロールシューティング。説明書に嘘が書いてあったり、音楽が短くてループしまくりで飽きたり、眠くなりそうになります。
またシューティングとして重要な自機の当たり判定が少しおかしいのもツラい。良い点は二人同時プレイが可能な点とそこそこ良い音楽がある点でしょうか。
NHKおかあさんといっしょにこにこぷん
最初に思ったのはなぜゲームにしたし!でした。基本的に横スクロールアクションで、じゃじゃまる、ぴっころ、 ぽろりの中から1人選んで進んでいきます。
子供向けという事もあり、難易度はかなりやさしめです。敵を攻撃したりと暴力的な所もないのでそういう意味では良いですね。が、大人がやると簡単すぎ、面白みがないという事でクソゲーと思うはず。
このゲームのおかげで、じゃじゃ丸に「ふくろこうじ」、ぴっころに「ふぉるてしも」という苗字があるのを始めて知りました。
で、ポロリは「ぽろり・かじりあっち3せい」という名前らしい…..ナンなんだこの名前は。
エンディングまで15分程度というボリュームもクソゲーポイントの1つです(笑)
愛・超兄貴
マッチョ(アドン&サムソン)が自機のシューティングゲーム。ポージングを取るとこで敵を攻撃していくという異色のゲーム。
格闘ゲームのようにコマンドを入力すると「悦楽吐息」「男魂」「男性地震」などの名前がアレな技が出せる。笑って許せるかどうかでこのゲームの評価はガラッと変わると思う。
個人的にはこんなゲームがあっても全然イイと思う。初めてこの超兄貴を雑誌で見た時はほんとに衝撃でした。音楽はけっこう良いと思う。
このゲームはクソゲーと言うよりバカゲーと言う人の方が多いかも。
武田信玄
横スクロールのアクションゲーム。武田信玄を操作して敵を切りまくるゲームです。何故か、信玄1人で敵陣に乗り込みます。
大将自ら1人で敵陣に乗り込むなんて狂気の沙汰ですが、まあよしとしましょう。
音楽が世界観に全く合ってない+単調だったり、ジャンプ力が以上にあったり(鎧を着ているのに)、雑魚敵が妙にガードしまくって粘ったり(アイテムで動きが止まっている時ですら)します。
またある程度まで進まないと、剣を縦に振るしか攻撃方法がない+同じ敵ばかり+同じ背景が多いので非常に単調で面白くないです。クソゲーです(笑)。
最後にこのゲームでは物語冒頭で風林火山がどうのこうの言っていますが、何のことはない、全て剣の技です。
まとめ
PCエンジンのクソゲーをまとめてみたのですがどうだったでしょうか?
ファミコンに比べると、PCエンジンのゲームは後に発売されたゲームが多いのでクソゲーの数も少ないような気がしました。
人によってクソゲーやバカゲーの判断基準は違うと思いますが、楽しんでもらえたら幸いです。それでは良いゲームライフを。