何事も極めれば褒められると言われますが、クソゲーもそうです。
世の中にはユーザーの意向を明らかに無視したクソゲーというモノが多数存在しています。
そこで、ファミコンでクソゲーと呼ばれているゲームを集めてみました。
それではいってみよう!
目次
星をみるひと
非常にマゾい+バグの多いRPG。最初の町がフィールド上から見えない、歩くのが遅すぎる、逃げるという選択肢がない等、なかなかシビアなRPGです。
これだけならそれ程ではないのですが、戦闘中キャンセルボタン自体がなかったり(押せない)、2番目の町から外に出るとなぜか1番目の町にワープする等、意味がわからないバグもある、とっても素敵な仕様になっています。
ゲーム序盤に「ねつが でて くるしい」と言う村人がいるのですが、なぜか寒そうな、お外でうろうろしていました。
どうやら治す気がないようです。これだからクソゲーはやめられませんね。
星をみるひとはクソゲーとして人気のある作品なので、リスペクト作品として「STAR GAZER」というゲームも作られています。
ミシシッピー殺人事件
船の上で起こった、殺人事件の謎を解くアドベンチャーゲーム。しかし、誰が仕掛けたのかもわからない謎の罠があり、プレイヤーを苦しめます。
ナイフが飛んできたり、落とし穴があったりして、もちろん即死です。そして死んだ場合はセーブやパスワードもないので初めからです。
一体誰なんだ!こんなゲームを発売しようとした奴は!と思った方も多いはずです。不条理な死を乗り越えた人だけがクリアーできるゲーム。
人の話をもう一度聞く為に話しかけると「もう いいました」というウィットに富んだ素敵なセリフが表示されます。
最近のゲームでは絶対にありえない事なので、若い人がすると驚くかも。
CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE
何か異様に長い名前のタイトルだが「タッチ」のファミコンゲームです。
え!「タッチ」って野球漫画じゃなかったん?と思わず錯覚を起こしてしまうようなゲーム内容になっています。
原作完全無視の異世界の子犬を探すという素晴らしいストーリーです。
ゲーム開始直後にすぐに小さい女の子(敵)が出るのでいきなり殴る事になります。
これは酷い、非常に暴力的です。おいおい、2人して野球をやめて非行に走ったのか?と疑いたくもなってしまいます。
また致命的なバグがあり、特定の条件でコンテニューすると敵が無敵になる。そしてBGMもあの曲は名曲なのに妙なアレンジが施されているのでたいしてよくないです。
また仲間であるはずの南が足を引っ張るのでイラっとする事も。原作者の「あだち充」が可愛そうになるレベルの作品です。
だからこそクソゲーとしては面白い。
バンゲリングベイ
バンゲリングベイは操作方法が非常に難しく、難易度が高いシューティングゲーム。あまりの操作方法の難しさに、多くの人が投げ出したゲームです。
また箱に描かれている絵を見る限り、何のゲームなのか全くわからず、妙に怖いです。一応このゲームでは2コンのマイクが使えます。
買わなきゃ「ハドソン!」と叫びましょう(笑)。
Law of the West
主人公が保安官のアドベンチャーゲーム。チンピラは分かるが、子供でも女でも容赦なく拳銃で撃つ事ができるという恐ろしいゲームです。
ファミコンのグラフィックがしょぼいのでそれ程、怖くはないのが幸いしています。クリアーまでの時間が異常に短いのが特徴。
スペランカー
ちょっとした段差で死んでしまうアクションゲーム。初めてプレイした時はなぜ死んだのかわからなかった程です。
間違えてもスーパーマリオと同じ感覚でやってはいけないゲームですね。自分の身長と同じくらいの段差でも楽に死ねます。
これだけ体が弱いとアクションゲームの主人公としては失格ですね(笑)。
主人公は虚弱体質だけど、ゲーム自体はよく出来ているので慣れれば楽しく遊べると思う。
たけしの挑戦状
クソゲーとして有名なアクションアドベンチャーのたけしの挑戦状。キャッチコピーは「謎を解けるか。一億人。」
当時のゲームとしてはいろいろな新しい試みがされているゲーム。しかし斬新すぎてとんでもないクソゲーになってしまったようです。
でもゲームの中に映画館の看板に「やくざ VS やくざ」という看板があったり、ビートたけしの世界が何となく感じられます。
たけしのファンの方には良いゲームかもしれません。しかし、総合的にゲームとして見ると間違いなくクソゲーだと思います。
有名人の名前が入っているゲームはクソゲー率が高いと思う今日この頃です。(`・ω・´)
燃えろ!!プロ野球
バントでホームラン、どう見てもホームランなのにファール判定、ファールの後は必ずストライクになる等、なかなか香ばしい野球ゲーム。
しかし、ファミスタよりリアルだし、「プレイボール」や「アホ」などの声が出るので、悪い所ばかりでもないと思います。
いやークソゲーって本当に面白いものが多いですね。
いっき
タイトルの通り、一揆を起こすアクションゲーム。かと思いきや小判を8枚集めるとクリアーとよくわからない仕様です。
うじゃうじゃ出てくる忍者に鎌を投げつけてやっつけましょう。竹やりが役立たずで非常に邪魔なゲームでした。
続編として2010年にいっきオンライン(PS3)があるようです。
舛添要一 朝までファミコン
テレビで今でもよく見る舛添要一のファミコンゲーム。アドベンチャーゲームだが、なぜか途中から経済などのクイズゲームになります。
まだ髪の毛がふさふさな舛添要一がカセットの目印。20年で人間って見かけが変わるもんですね。
しかしファミコンで経済に関するクイズをさせるって……ターゲットは一体誰なんでしょうか…..。
ファミコン自体のターゲットは子供だったはずですが…
シャドウゲイト
ひたすらちょっとした事で死ぬアドベンチャーゲーム。やらたすぐに死ぬのでクソゲーと言う人は多いです。
しかし、死に方が非常にユニークなので見ていて楽しめるゲームです。
主人公の死に様を楽しむクソゲーですね。「わたしこそ しんの ゆうしゃだ!!」!素晴らしいセンスだと思います。
未来神話ジャーバス
かなり多くの人がクソゲーと言っているジャーバス。
歩くのが遅い、ゲームの目的が良くわからない、モンスターがお金を落とさない、オンラインゲームのように反復作業ばかりさせられるなど、クソゲーの要因となる物をたくさん持っています。
しかし良い所も当然あります。当時のゲームとしては最新のバッテリーバックアップ搭載です。パスワードを取る必要がないのです!
ファミコンで遊んだ事のない若い人には絶対に分からない感覚だと思いますが…
説明書のストーリー説明も人類が滅んだ、みたいな説明からなぜか「ハンバーガーも無い。」という変な例えになっています。
何か変なセンスを感じる説明書でした。
覇邪の封印
主人公が斧使いの変わったRPG。パスワードも後半になると100文字を超えたりしてくるのでなかなかツラい。
100文字以上ですよ。ドラクエ2でも最大で52文字だというのに。
でも今ならデジカメやスマホで写真を撮れば、メモを取る必要もないからあまり関係ないかもしれませんね。
便利な時代になったものです。良い所はラスボスの名前が可愛い所です(笑)。
元祖西遊記スーパーモンキー
ファミコン史上最悪のクソゲーと呼ばれるほどのゲームです。
無駄に広すぎるマップ、突然始まる戦闘とストーリー、攻撃の当たり判定が分からない、ファミコンのくせにロード時間がある、PCのブルースクリーンのような手抜き画面…クソゲーとしての要素をふんだんに備えています。
でも、音楽は中国っぽくてなかなか良いです。それから水と食料、等の概念がある所もファミコンにしてはしっかりしています。
またROMの中にも子供にはあまり見せたくないような隠しメッセージも存在しています。「ながいたびが はじまる..」というのがとても印象に残っています。
チーターマン
もう有名になりすぎてクソゲーと呼んでいいのか分からないが一応。ジャンプする時の効果音がバネみたいで素敵。
効果音が鳴っている時はBGMが途切れる、敵の動きが気持ち悪い、バグで遊べない面があります。しかし、音楽は優秀です。
チーターマンの音楽をアレンジした動画はニコニコ動画などでとても多く、人気の程が伺えます。
頭脳戦艦ガル
カセットに堂々とRPGと書いてあるけど、どう見てもシューティングゲームです。ありがとうございました。
パーツを100個集めたらクリアーらしい。無敵のウラ技を使い何度も挑んだが、親にいい加減にやめるよう怒られたり、壁に激突(ウラ技で無敵状態でも壁に当たると死ぬ)したりでクリアーする事はできませんでした。
そう、当時我が家ではゲームは1日1時間と決められていました。高橋名人の言いつけを親が守っていたのでしょうか?謎です…..
マインドシーカー
このゲームはな、なんと超能力を開発するというコンセプトで作られたファミコンゲーム。「透視」「予知」「念力」の訓練をする事ができるようです。
ゲームをプレイしていたら実際に超能力が身につくのかというと…..マインドシーカーのおかげで超能力が使えるようになりました!
というような話は全く聞いた事がないですね。いろいろな面で酷いゲームです。このゲームは監修しているエスパーの方がいます。
エスパーキヨタ(清田益章)という方です。それにしてもこの方が言っている、宇宙意識体のゼネフって何なのでしょうか…..。
私ごときの頭では理解できませんでした。
トランスフォーマー コンボイの謎
アクションゲーム。初めてやる人はゲーム開始から(OP含め)10秒以内で死ぬゲームとして有名。私も初めてやった時は当然死にました。
小学生だった私は親から買ってもらった貴重なゲームだったので、なんとかクリアーしようと頑張るもクリアーできませんでした。
敵の弾が小さく見えずらいので注意。またOPやボス戦後にポケモンフラッシュのような演出があるので覚えておきましょう。
古いゲームはそのような配慮は一切されてない場合が多いので注意が必要です(笑)。なあに返って免疫がつくさー。
エルナークの財宝
ゲームが発売されて13年もの間、誰一人クリアーできなかったと言われている伝説のクソゲー。
説明書にはウソばかり書いてあるし、ヒントの場所はわかりずらいし、ヒントは役に立たない、となかなか酷い。音楽も眠くなるような音楽が多いし、ここまで面白くないゲームも本当にめずらしい。
少しだけダンジョンエクスプローラーに似てなくもないが、このゲーム、面白い部分が全く分からない…..
ゲームをしながら修行をしている気分になれます。
シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件
アクションアドベンチャー。善良なはずの市民がなぜかホームズを狙って襲って来ます。ホームズが市民にとび蹴りをかまして、情報とお金を得るゲームです。
推理よりも、とび蹴りをして町の人から情報を聞き出す事が多いのが特徴。ってよくよく考えるとグランド・セフト・オートより危険な街ですね。
そして市民にケリを入れる事で上がっていく推理力!素晴らしい!市民を蹴る事で推理力がアップするメカニズムを誰かに解明して欲しいです。
レリクス暗黒要塞
ディスクシステムのゲーム。何がツラいってロードが長い+頻繁にある事。画面を切り替えたり(8秒程度?)、新しい敵が出現する度に「おまちください」と表示され待たされます。
初期のネオジオCD(等速)で鍛えた私でも頻繁に読み込む(ロード地獄)はツライです。
あまりにもロードが酷いので「ロードー基準法違反」と言うタグが動画についていました。
しかし、その分、キャラは大きめだし動きもファミコンにしてはなかなかです。ロード時間さえなければなかなか良いゲームになる?かもしれない。
ホワイトライオン伝説
精霊を召還して戦闘を行う経験値のないRPG。アイテムを使う事でレベルアップする事ができます。レベル、HP、MPなどが「きぼう」「ゆうき」「ゆめ」などと言う名前になっているのが特徴。
命中率が低い、敵を倒してもお金(ルビー)しか手に入らない、仲間を入れてからレベルを上げないと仲間が弱いまま、等の欠点があります。
しかし逆に言えば、経験値稼ぎをする必要がないRPGだとも言えるので、経験値稼ぎが嫌いな人には良いかも。うん、あまりフォローなってないね。
ゴルビーのパイプライン大作戦
パイプを繋げていくパズルゲーム。ゴルビーとは当時のソビエト連邦のゴルバチョフ大統領の事です。日本でも人気があったのでこのようなゲームが発売される事になったらしい。
「ぷよぷよ」を後に作る事になるコンパイルのゲーム。肝心のゲームの出来は…..うーん。
カケフ君のジャンプ天国
野球選手の掛布雅之にそっくりな子供タレント(カケフくん)が主人公のゲーム。
私でもギリギリ知っているような知らないような感じなので、若い人が見たら誰なんだよコイツwwwとなること間違いないです。
アクションゲームだがかなりの難易度のゲーム。3時間という制限時間もあるのでさらに難易度が上がっている。3時間以内にクリアーできないとバッドエンディングになる。
横スクロールアクションだが、無駄に縦スクロールもするのでウザったい(笑)。
まとめ
今回はファミコンのクソゲーについて取り上げて見ました。
今後もクソゲーやバカゲーを発見したら追加していきたいと思います。それでは良いゲームライフを。